furukumaです。こんばんは。
スマホで写真を撮るときって大部分の人はオートで撮ってると思います。だから、SS(シャッタースピード)とかISO感度とか気にしないと思うんです。
まぁ、iPhoneもLightroom CCを入れればプロフェッショナルモードでマニュアル撮影できますし、BlackBerry KEYoneやGalaxy Note 8はオート以外に手動・プロモードでマニュアル撮影もできますので、拘って撮影している人もいるかもしれませんが。。。私は拘っていません。
なのに、妙なところが気になるのは私の性分なのでしょう。今回は、先日手に入れたBlackBerry KEYoneのオート撮影でSSとISO感度がどう制御されているのか気になったので調べてみました。
スマホでは一部の機種(Galaxy S9とかNote 9とか)を除けば絞りはレンズのf値で固定されていますので、露出はSSとISOの組み合わせになるわけです(露出補正もできますが)。
そこで、BlackBerry KEYoneのSSとISO値をEXIFデータから読み取ってグラフにしてみました。ちなみに、絞りはF2.0で固定です。
今回用いたデータは182枚の写真のデータです。意図的に状況を変えながら撮影したわけではないので、偏りはあると思いますが、大まかな傾向はつかめてると思います。
まずは、全部のデータをプロットしたグラフです。
なんだかよく分からないグラフになっていますが、ISOの最低値は100でした。このことから、BlackBerry KEYoneのカメラのベース(基準)感度はISO100のようです。
ISO値が動き出すのはSSが1/120以下になってからでしたので、その部分のデータだけをグラフにしてみます。
グラフの縦軸と横軸を入れ替えた方が良かったのかもしれませんが、面倒くさいので作り直しませんw
これを見ると、
- SSが1/125以下になるとISO200まではSS1/120または1/60
- ISO200を超えるとISO500まではSS1/60~1/30
- ISO500を超えるとISO900までSS1/30~1/15
- ISO900を超えるとSSは1/15。1枚だけ1/3というのがありました。
ISO感度の変化の幅が大きかったのは1/30でした。一般低なカメラで手ブレをしないSSは、1/焦点距離(35mm換算値)と言われます。先日計算したBlackBerry KEYoneの焦点距離は25mm前後でしたので、SSの限界値(?)を1/30に設定してあるのかなという感じでした。一般的なカメラに比べればスマホは手ブレしやすいですが、光学式手ブレ補正を内蔵しているので、それを考慮しての設定だと思います。常用感度はISO100から800ですかね。
furukuma.hatenablog.com
とまあ、何の役に立つわけでもありませんが、なんとなく納得できたので良しとします。実は、同じことをGalaxy Note 8でもやってるのですが、こっちは全く別の考え方の設定かなという感じでした。これは正月休みにでもグラフ化してみようかと思います。