furukumaです。こんばんは。
私が持っているデジタル一眼レフカメラは、2006年発売のNIKON D40と2009年発売のD300sの2台。そして、これらデジイチ専用のRAW現像ソフトがCapture NX2。私にとってこの3つがデジタル一眼レフカメラの三種の神器。これで完結しているので、この先、買い替えたり買い増ししたりすることはないでしょう(マイクロフォーサーズやコンデジは買いますけどね)。新しいものが好きな私が十年以上同じ機種を使い続けているのは私自身驚きです。それだけ、この三種の神器の完成度が高くて私に合ってるのだと思います。特に、D40は名機だと思っています。
D40が発表されたときは、NIKONとCANONの高画素センサー、AF測距点の数の競争の真っ只中。その中で610万画素、AF測距点3点(クロスセンサーは中央のみ)という仕様は価格コムの掲示板などで叩かれていました。しかも、コストを抑えるためにボディ内モーターがなくなってAFは新発売のAF-Sレンズでしか使えないという点もレンズ資産を持っているユーザーからは叩かれ。。。しかし、発売されると600万画素というセンサーは一画素当たりの受光面積が広くて暗所に強いとか、ファイルサイズが小さくてSDカードやPCに優しいとか評価が上がっていたのも覚えています。ただ、D40発売からすぐに1000万画素のD40Xが発売されたので、610万画素では売れないとNIKONも思ったようです。
2006年当時の私はLUMIX FZ30やFZ50にフロントテレコン2段連結やクローズアップレンズの重ね合わせなどでマクロから望遠まで撮影を楽しんでいました。しかし、ある方たちのブログを見てタムキュー(TAMRON 90mm MACRO)が使いたくなったのがこの頃です。タムキューの蕩けるようなボケはFZ50とクローズアップレンズの組み合わせではどうしても再現できなかったのです。しかし、タムキューを使うためだけに十万円以上するデジイチを買う気にはなれず、十万円以下のデジイチが出たら買おうと思っていました。高画素競争の真っ只中で安いデジイチが出ることはないと諦めてもいたのですが。その時に発表されたのがD40。前述のように酷評されていましたが、私にとってはタムキューが使える十万円以下のデジイチというだけでOK。外野の評判は気にすることもなく、発売と同時にレンズキットとタムキューをセットで十万円と交渉して手に入れました。
使ってみると凄くいい機種です。タムキューでのマクロ撮影専用カメラだったのでAFを使うことはないので測距点の数は問題なし。そして、OVFが凄く見易くてMFでのピント合わせもストレスを感じることはありませんでした。ペンタミラーでこんなに見易いならペンタプリズムはもっといいに違いないと中古でD80を購入したのですが、これが全然ダメ。D300s購入時に下取りに出してしまいました。D300sのOVFはD40以上に見易いのでペンタプリズムの方が優れてるのは確かなんでしょうけど、D80はどうしてダメだったのか今でも不思議です。
D40は今も現役です。稼働率はガタ落ちして、タムキューはD300sでしか使っていませんが、小型で軽いデジイチは使い易いです。キットレンズの標準ズームも数年前からやっと使い出しました(笑)。D40は壊れても手元に置いてるでしょう。私にデジイチの楽しさを教えてくれたデジカメですから。
急にD40のことを書きたくなって思いのままに書き綴りました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
写真はD40とキットの標準ズームレンズで撮った先月のお写ん歩写真です。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D40 レンズキット ブラック D40BLK
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Nikon デジタル一眼レフカメラ D300S ボディ D300S
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